米Appleは1月23日 (現地時間)、2013年度第1四半期 (2012年10月-12月)決算を発表した。iPhone、iPadともに販売台数が過去最高を記録。iOSデバイスの好調な売れ行きから収益も過去最高となったが、iPhone 5の需要減速の懸念を払拭しきれず、時間外取引で同社株は一時10%以上も落ち込んだ。

Appleは9月後半にiPhone 5の販売を開始。10月にiPad miniと第4世代iPad、13インチのMacBook Pro Retina、新しいiMacを発表。12月に中国、韓国など50カ国以上にiPhone 5の販売地域を広げた。2012年度の12月期は前年よりも1週間少ない13週間だったが、主力製品の新モデル投入が追い風となり、前年同期比18%増となる売上高545億1000万ドルを記録した。純利益も過去最高の130億8000万ドル(希薄化後1株あたり13.81ドル)だった。ただし、前年同期の130億6000万ドル(同13.87ドル)から横ばいだった。

iPhoneの販売台数は4780万台で前年同期比29%増、iPadは2290万台で同48%増。どちらの販売台数も過去最高だが、iPhoneの需要を測る目安として一部のアナリストが設定した5000万台に届かなかった。iPodの販売台数は1268万台で前年同期比18%減。iPod touchが過半数を占めた。

Macは406万台で、前年同期比22%減、前期比18%減。減少の要因としてCEOのTim Cook氏は、iMacの発売が11月末になったことと、1週間短い12月期だったことを挙げたが、PC同様にMacもスマートフォンやタブレットの成長の影響を受けた可能性もある。

iTunes/ソフトウエア/サービスの売上高は36億9000万ドルで前年同期比22%増。周辺機器/アクセサリは18億3000万ドルで同25%増だった。

2013年度第2四半期(1月-3月)については、売上高が410億-430億ドル、粗利益率が37.5%-38.5%と予測している。これはアナリストの450億ドル以上という予測を下回る慎重な数字である。