西武鉄道は3月16日にダイヤ改正を実施する。池袋線・西武有楽町線から東京メトロ副都心線経由で東急東横線・みなとみらい線と相互直通運転を開始するほか、新宿線や拝島線、多摩湖線などでも利便性向上を図る。

西武鉄道6000系。東急東横線・みなとみらい線への直通列車に使用される

西武有楽町線・池袋線の小竹向原~飯能間では横浜方面への相互直通運転が始まり、西武線内は「快速急行」、東京メトロ副都心線は「急行」、東急東横線・みなとみらい線は「特急」と、各社の最速となる種別で運転される電車も設定。飯能~元町・中華街間を最速95分で結ぶ。西武ドームでの野球開催日には、元町・中華街発西武球場前行の電車をデーゲーム開催時2本、ナイター開催時1本運転する。

池袋線関係ではその他、平日朝に特急を除く優等列車(急行、快速、準急、通勤準急)を増発し、新たに石神井公園発池袋行の各駅停車を4本新設。平日朝9時台に池袋駅に到着する特急を1本増発する。平日の昼間に運転される池袋行の快速急行は急行に変更される。

平日の秩父鉄道直通電車の運行形態も見直される。現在、朝の電車は2本とも長瀞発・三峰口発の電車を横瀬駅で連結し、飯能行として運転されているが、ダイヤ改正後、1本目は三峰口方面から西武秩父駅経由の飯能行となり、2本目は長瀞方面からの電車と西武秩父駅からの電車を横瀬駅で連結し、飯能行として運転されることに。夕方の下り直通電車も、現行の2本のうち1本目の電車が西武秩父行に変更される。

西武新宿線の特急「小江戸」。ダイヤ改正で東村山駅にも停車

新宿線では、特急停車駅に初めて東村山駅が追加されることに。同駅から都心および本川越方面のアクセスが向上するとともに、国分寺線・西武園線からの特急の利用も便利になる。

その他、通勤急行の所要時間の短縮(本川越駅から高田馬場駅まで3分、西武新宿駅まで2分短縮)、現行の準急の区間延長や急行への変更、平日朝ラッシュ後の特急の増発など、混雑緩和と速達性の向上を図る。

拝島線では、平日朝の萩山駅での連結作業が廃止され、急行または準急の多くが10両編成での運転に。これにより、輸送力の増強が図られ、所要時間も最大3分短縮される。平日夕方には、西武新宿発拝島行の準急を5本運転。22時以降、現行の西武新宿発新所沢行の急行4本を拝島行に変更し、小平駅で各駅停車の新所沢行に接続するダイヤとなる。

多摩湖線は全線においてワンマン運転が実施されることに。平日朝の萩山駅での連結作業が廃止されることから、西武遊園地~国分寺間の直通運転を中心とした運行形態に変更され、現行の約15分間隔から約10分間隔の運転となる。