冬のボーナス手取額

損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険は、全国の20代から50代の主婦500名(平均年齢39.7歳)を対象に、「2012年冬のボーナスと家計の実態」をテーマとしたアンケートを実施した。調査期間は、2012年12月8日から12月12日。

2012年冬のボーナス平均手取り額は62.1万円

冬のボーナスの手取り額を聞いたところ、「50万円から75万円未満(35.2%)」、「25万円から50万円未満(30.4%)」がともに 3割を超え、平均手取り額は62.1万円だった。

2002年の調査開始以来最低を記録した、昨冬の平均手取り額から0.6万円増加する結果となったが、調査開始以来最高となった2008年冬(70.5万円)からは8.4万円の減少と、依然として厳しい状況が続いている。

また、予想していた金額と比べると「少なかった(23.8%)」と感じた主婦が「多かった(17.2%)」と感じた主婦を上まわっており、悲観的な見方が強い。

ボーナスの使い道は「預貯金」がトップ

ボーナスの使い道

ボーナスの主な使い道は、「預貯金(69.0%)」をあげる人が7割近くになり、次いで「生活費の補填(ほてん)(42.4%)」、「ローンの支払い(29.8%)」と続いた。

"将来への備え"や"家計のやりくり"を意識して使う人が多く、家計の厳しい状況がうかがえる。

「ボーナスから小遣いを渡さない」が半数以上を占める

ボーナスの中から夫に渡した小遣いの額

今回のボーナス円の中から、夫に小遣いと渡した、あるいは渡そうと思っている金額を具体的に聞いたところ、「0円(渡さない)」が半数以上(50.4%)を占めており、家計を預かる主婦の財布のヒモの堅さを示す結果となった。

一方、昨冬の調査結果と比べると、渡した人の平均額は「7.4万円」から「11.2万円」と大幅に増えており、夫をいたわる妻の姿もうかがえる結果となっている。

詳細な結果は、同社公式ホームページを参照のこと。