NECビッグローブは1月1日、Twitter利用者向けの情報サイト「ついっぷるトレンド」でのツイート分析をもとに、12月のTwitter利用動向を発表した。発表によると12月の日本の総ツイート数は15億6907万件で、前月から12%増加した。

12月のワードランキングは、7日の夕方三陸沖で地震が発生した影響で「地震」が1位になった。「津波警報」や「避難」もトップ10に入っている。また16日の衆議院議員総選挙も話題を集め、「選挙」が2位にランクインした。

12月のワードランキング(発表資料より)

12月31日には、年越し直前に投稿が集中したほか、「NHK紅白歌合戦」や「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」など、テレビ番組に関するツイートが多数投稿され、1日あたりの国内総ツイート数が同調査としては歴代1位の7023万件を記録。大晦日の夕方以降(18時30分から23時59分)の時間帯におけるツイート数は、通常の休日の1.75倍だったという。

同時間帯で最もツイートが盛り上がったのは、「NHK紅白歌合戦」に初出場した「ももクロ(ももいろクローバーZ)」がパフォーマンスを終えた21時10分ごろ。同じく初出場の「金爆(ゴールデンボンバー)」がパフォーマンスを終えた19時45分ごろにも投稿が集中している。また、新年を迎えた1月1日0時0分~0時5分には6253万件の投稿が行われ、同調査における5分あたりの国内総ツイート数の最多記録を更新した。

12月31日と12月8日のツイート数比較(発表資料より)

「NHK紅白歌合戦」放送時間中の出場アーティスト別ツイート数ランキングでは、1位「ももクロ」、2位「金爆」、3位「AKB48」という結果になっている。なお、同調査では1文字のワードは集計対象外としているため、「嵐」はランキング集計から外れている。

紅白出場アーティスト ツイート数ランキング(発表資料より)

大晦日の18時30分以降30分ごとのワードランキングでは、「NHK紅白歌合戦」出場アーティスト名をはじめ、テレビ番組に関するワードがベスト5をほぼ独占。テレビを見ながら投稿していたユーザーが多かったことがうかがえる。

18時30分~0時の30分ごとのワードランキング(発表資料より)

同分析の集計対象期間は2012年12月1日午前4時~2013年1月1日午前4時。総ツイート数はサンプリングによるデータ集計値で15億6906万6280ツイート、日別での最多投稿日は12月31日の7022万5000ツイート。