富士重工業と同社のモータースポーツを統括するスバルテクニカインターナショナル(STI)は11日、「東京オートサロン2013 with NAPAC」にて、今年のSUBARUモータースポーツ活動の概要を発表した。

「SUBARU BRZ GT300」

「SUBARU IMPREZA WRX STI」

同イベントのスバルブースでは、「SUBARU BRZ GT300」や、2013年ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦予定車「SUBARU IMPREZA WRX STI」といったモータースポーツ出場車両が今回も展示されている。

日本国内で最もポピュラーなカテゴリーである「SUPER GT」シリーズへは、今シーズンも「SUBARU BRZ GT300」で出場。チーム運営は「R&D SPORT」が担当し、STI総監督は引き続き辰己英治氏(STIモータースポーツプロジェクト室長)が就く。ドライバーも2012年シーズン同様、山野哲也選手と佐々木孝太選手を起用。車両に改良を加えてさらなる競争力向上を図り、早期のクラス優勝とシリーズ優勝をめざす。

ドイツで5月17~20日に行われるニュルブルクリンク24時間耐久レースへは6年連続の参戦となる。2011年、2012年とSP3Tクラスでクラス優勝を果たしており、今年はパフォーマンスアップした「SUBARU IMPREZA WRX STI」で3連覇をめざす。こちらもチーム総監督には辰己氏が就き、ドライバーは吉田寿博選手と佐々木孝太選手のほか、欧州のドライバー2名が加わる予定となっている。

なお、スバルブースでは11日に行われた体制発表を皮切りに、ラリードライバーの新井敏弘選手のほか、「SUPER GT」やニュルブルクリンク24時間耐久レースのドライバーたちも参加してのトークセッションを随時開催。新型フォレスターの実証プロジェクト「FORESTER LIVE」キャラバンクルーとのライブ中継も行われる。同ブースでは、「SUBARU BRZ Premium Sport Package CONCEPT」「SUBARU FORESTER SPORT CONCEPT」「SUBARU XV SPORT CONCEPT」といったコンセプトカーも出品されている。

SUBARUブースのその他の出展車両