ああ、失敗!やってしまった住宅購入失敗例4パターン

人生に一度の大きな賭けともいえるのが、住宅購入です。

一人の人間に長所と短所があるように、ひとつの家にも長所と短所があり、相性があわなかった場合には人生をかけて長い修復への道のりが必要になる場合もあります。こんな家を買ってしまった…ああ、失敗…と途方に暮れる前に、過去の失敗体験から学んで、自分との相性がいい家なのかどうかを確認しておきましょう。

失敗例1:フリープランは、みんなもフリープラン

間取りが自由に選べるのが魅力のフリープラン。これは一戸建てならば問題になることは少ないかもしれませんが、マンションでフリープランを選んでしまった場合に大きな落とし穴があります。

なぜなら、自分の家がフリープランだということは、隣の家も上下の家もフリープラン!だからなのです。寝室ベッドのすぐ横がお隣のトイレ…なんて、泣ける話も。

失敗例2:トイレットペーパーが遠いよ…

トイレットペーパーを備え付けるペーパーホルダーの位置。実は新築物件の内見で、気にしない方がほとんどなのです。

こんなに毎日使われているのに、見過ごされやすいペーパーホルダーですが、この位置が実は物件によって千差万別。

腰を浮かさないと取れない位置につけるような、意地悪な業者さんはもちろんいないと思いますが、近すぎて迷惑なことは結構あるようです。

また左右どちらにあるかによって、快適なトイレ生活が変わってくるのも事実。一般的に左側についていたほうが、右利きの人からは紙が取りやすく、消費量も右側のおよそ半分程度で済むと言われています。

失敗例3:お酒を飲んでいないのに、二日酔い…

高層マンションの眺めの良さが気に入って、最上階に住んだ人の多くが、この乗り物酔いや二日酔いのような症状に悩まされることがあります。

最近の建設技術の発達により、揺れを感じにくいタイプのマンションも多く建設されていますが、それでも最近の地震の揺れが大きいことを考えると、心配しておきたい内容のひとつといえるかもしれません。

一戸建てであれば棚から物が落ちないレベルの震度でも、簡単に収納棚の戸が開いたり本が落ちてきたりする…なんて方もいるようです。

失敗例4:なんでこんなところにコンセント!?

間取りから考えて、どう考えても棚を置くところだろうと思われるところに、なぜかコンセント…ということがあります。

コンセントの位置は、面積の狭い壁の柱すぐ近くに設置していることが多くありますが、日当たりの都合や物の配置スペースの関係で、そのスペースが家具で埋まることも多くあります。

また配慮の至らない会社が作った住宅の場合、「どうしてこんなところに!?」と驚く位置にコンセントが設けられていることもあるようです。

自分の持って行く家具や配置位置を考えて、シミュレーションしておけばよかった…と悩む方も多いのだとか。

住宅購入は一世一代のメインイベント。お得だから、今しかないからという売り文句に決して惑わされず、じっくり時間をかけて見る目を養っておくのがベストです。