住めば都? 部屋は私の城? 日本の住宅の気に入っているところや、母国の住宅事情について、日本に住む外国人20人に聞いてみました!

■入り口に靴を置くところがある。母国では普通ですが、靴を履いたまま家の中に入ることは、個人的によくないと思います(ギリシャ/男性/30代前半)

靴を脱いだ方が家の中も自分の足も衛生的ですし、リラックスできますよね。また、靴の傷みも軽減できます!

■コンセントが多く、壁の下の方にあるので掃除機など使いやすい。シンガポールはコンセントが少なくて延長線を使わないと不便。後、バスルームには換気機能がついてない(シンガポール/男性/20代後半)

日本のコンセントは、基本的に壁の下の方にありますよね。でも冷蔵庫や洗濯機を置くであろう場所は、壁の真ん中くらいにコンセントの差し込み口があります。何の気なしに暮らしておりましたが、考えられているんですね。

■コンパクトで、モノが見つけやすい! マンションは他人が入りにくいから安全。母国では家は広く、しっかりしてて、真冬でも暖かい(ロシア/女性/20代前半)

ウサギ小屋とやゆされることもあるコンパクトな日本の住宅ですが、良いも悪いも考え方次第ですね。なるほど、モノが見つけやすい! とはいえ、広くてしっかりした暖かい家にはやはりあこがれます。

■日本の水道水はそのまま飲めることが便利だと思います。母国では家が広くて掃除が不便です(中国/女性/20代後半)

水道水が飲める国は世界で13カ国、あるいは11カ国と言われています。いずれにしてもとても少ないです。ペットボトルの水を購入する人も大勢いますが、いざとなれば水道水もありなのです。便利ですね! とはいえ、掃除が大変なほど広い家にはやはりあこがれます。

さあ次は一番多く回答にあげられた、お風呂とトイレに関する感想です。

■トイレとお風呂が別になっててとても便利です。母国ではトイレとシャワールームが一緒ですので、時々ぶつかります(タイ/女性/30代後半)

■モダンなトイレではビデや温風など、様々なオプションが付いていてすごく快適。また、追い炊き機能も大好き!(フランス/女性/20代後半)

■シャワーだけでなく、お風呂にお湯をためて入る。そのお風呂が何回もボタンひとつで温かくできるのはすごい。母国では、トイレが家の外にあります。遠いから、ゲリの時など大変です(マリ/男性/30代前半)

単身者向けのアパートやマンションはバス・トイレが同室なことも多いですが、上記の回答を寄せてくれた方々は、日本のお風呂やトイレを快適に感じられる環境で生活されているようですね。とはいえ、マリ人男性の母国でのおなかの具合が心配です。その他には下記のような回答がありました。

■ふすまがあってドアよりいい。母国ではアパートだと玄関がほとんどない(ポーランド/女性/20代後半)

■日本は設備が整っている。母国は停電が多い(ネパール/男性/30代前半)

■収納がいっぱいあって、荷物をたくさん保管できる。母国ではLiving roomが広いので、ホームパーティーができる(ラオス/女性/20代後半)

■暖かい便座と網戸(あみど)。母国は冷たい便座! また、網戸がないので虫が入る(イギリス/男性/40代前半)

■マンションの宅配BOXが便利。母国は宅配BOXがないことが不便(韓国/女性/30後半)

狭い割には居住費が高い日本の住宅事情ですが、外国人のみなさんが良かった探しをしてくれました。ありがとうございました!