風邪の予防には感染の根幹となる手を清潔に

医師専用サイト「MedPeer」を運営するメドピアはこのほど、会員医師を対象に実施した「最も効果的であると思う(お勧めをする)風邪の予防方法」についてのアンケートの結果を公開した。同調査は、医師5万5千人以上が会員として参加する医師専用の同サイトにて、2012年11月28日~12月4日まで全会員を対象に行われ、3,147人から回答を得た。

風邪予防策、お医者さんは「手洗い」を最も支持

「最も効果的であると思う(お勧めをする)風邪の予防法」を聞いたところ、「手洗い」と回答した医師が最も多く43.0%を占めた。手洗いは「すべての感染症予防の基本」(40代、消化器内科)で、「触れたものが口から入るので」(40代、呼吸器外科)と、その根幹である手を清潔にすることを求める意見が多かった。次いで「うがい」が24.7%、「マスク」は23.7%だった。

一般内科医は「マスクの着用」をやや重視

全回答者のうち、一般内科の医師646人の回答によると「手洗い」は43.2%とほぼ変わらず、次いで「マスク」が26%、「うがい」は22.1%となり、「うがい」と「マスク」では、一般内科医が「マスク」の着用をやや重視する傾向がみられた。

回答の一部を抜粋した医師のコメントなど詳細は、同社ホームページで閲覧できる。