ドワンゴは、2013年3月13日(水)~24日(日)にニコニコミュージカル第10弾「千本桜」を開催することを発表した。

ニコニコミュージカル第10弾「千本桜」で主演を務める加藤和樹(左)

「ニコニコミュージカル」は、ドワンゴが主催・企画制作を行うミュージカルで、これまで劇場でしか観ることができなかった公演を、コメント付きで楽しめる「niconico」にて生放送を行い、また、タイムシフト機能で一度限りの録画視聴も楽しむことも可能。実際に劇場で観劇することができる「リアルチケット」と、ネットで公演を楽しむ「ネットチケット」の2種類を発売し、劇場ではリアルの興奮を、ネットではコメントを通じた時間と感情の共有を堪能できることも「ニコニコミュージカル」の特徴となっている。

第10弾となる本公演では、初音未来(初音ミク)が歌い、10代~20代に圧倒的に支持され、カラオケ・着メロなどでも1位を獲得するボカロ曲の名作・「千本桜」を原作に、舞台オリジナルストーリーで構築。主演を務めるのはアーティスト、俳優としてライブやドラマ、映画、舞台と活躍の場を広げている加藤和樹。加藤が演じる"靑音海斗"を中心とした、初音未来、朱音鳴子(MEIKO)、鏡音鈴・錬(鏡音リン・レン)、巡音流歌(巡音ルカ)の初音一家が同じ舞台に勢ぞろいすることになる。演出は茅野イサム、脚本は三井秀樹、総合プロデューサーは「千本桜」の作者、黒うさPが担当。初音未来および他のキャストに関しては、2013年1月10日(木)の記者会見にて発表されるという。

■ニコニコミュージカル第10弾「千本桜」あらすじ
西暦2011年、和暦大正100年。ここは今もなお大正時代が続く平行世界。長きに渡る世界大戦は世界各地で起こる異常気急や大災害により停戦状態が続いていた。旧帝都東京も『大正兇変』と呼ばれる大災害により、一時壊滅状態に陥るも、その名称を新帝都『桜京』と改め、現在では人々のたゆまぬ努力の甲斐あって、新帝都として奇跡的な復興を遂げつつあった。しかし光ある所には影が色濃く浮かび上がる。大正兇変を境に生じた歪な世界。古式ゆかしい大正浪漫の風情をたたえるこの新帝都にも、多数の怪現象や悪事が横行していたのである。若き軍人・靑音海斗は、桜京の象徴『千本桜』を巡る陰謀に巻き込まれて行く…。
■ニコニコミュージカル第10弾「千本桜」概要
日程:2013年3月13日(水)~3月24日(日)全17ステージ(予定)
会場:銀座博品館劇場
原作:「千本桜」黒うさP/一斗まる
原曲:「千本桜」URLはこちら
演出:茅野イサム
総合プロデューサー:黒うさP
出演者:靑音海斗/加藤和樹 ほか
チケット情報は公式サイトまで