台湾第1号店(イメージ)

日本国内に1,472店舗展開する「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)は、「TSUTAYA」の台湾第1号店「TSUTAYA亞藝影音 民権店(ツタヤ ヤイ インイン ミンチュアン ティエン)」を12月27日にオープンした。

台湾の台北市に第1号店をオープン

今回の台湾への出店は、CCCと台湾・CMCグループ(中環集団)が6月25日に締結した国際的なエンタテインメント事業に関する戦略的資本・業務提携の一環で行うもの。

CMCグループ傘下の台湾最大規模を誇るレンタル・チェーン店、「亞藝影音(ヤイ インイン)」が「TSUTAYA」に加盟。同社が台北市内に運営する「亞藝影音」の民権店を、台湾の「TSUTAYA」の1号店としてリニューアルした。

日本式のクオリティーの高い接客&豊富な品ぞろえを実現

このほどオープンする台湾1号店は、品ぞろえや作品提案のノウハウ、店舗内の質感、そして日本式のクオリティーの高い接客を取り入れる。これはTSUTAYAが日本で培ってきたデータベースマーケティングに基づくという。

また、TSUTAYAの特長である「商品の品ぞろえ」については "台湾にない商品はない"をかなえるべく、従来の1.5倍となる2万タイトル、3万2,000枚の品ぞろえを実現する。

CCCはTSUTAYA店舗の展開だけではなく、カルチュア・パブリッシャーズレーベルにて映画配給やDVD発売など、コンテンツ調達から流通までを一貫したエンタテインメント事業を展開している。今後CCCとCMCグループは、アジア最大級のエンタテイメントチェーン「TSUTAYA」を背景に、コンテンツ調達分野で相互の連携を行っていく、としている。