北近畿タンゴ鉄道は4月1日、水戸岡鋭治氏デザインによるリニューアル車両「あかまつ」「あおまつ」の定期運行を開始する。運行区間は西舞鶴~豊岡間の予定。

水戸岡鋭治氏デザインによるリニューアル車両「あかまつ」「あおまつ」の車内イメージパース

同列車では、JR九州など鉄道各社の車両デザインを手がける水戸岡氏が、導入から20年以上経過した北近畿タンゴ鉄道の普通車両2両(KTR700形)を大幅にリニューアル。旅を楽しむための豪華な車両となる。内装には、日本三景の天橋立など白砂青松と形容される日本海を象徴する「松」をモチーフに、木材をふんだんに使用。木のあたたかみを生かしたカウンター席からは、丹後の魅力的な景観が楽しめるという。

座席数は「あかまつ」37席、「あおまつ」41席。運行の詳細は未定だが、京都・大阪方面発の特急、城崎温泉方面発の列車から乗り継げるように計画しているとのことだ。