セブン銀行は25日、「なりすましメール」の防止対策として、同社より顧客に送るメールに「送信ドメイン認証機能」を追加した。

送信ドメイン認証機能とは、「なりすましメール」を防止するための技術的な対策のひとつ。顧客が利用するメールサービスが送信ドメイン認証機能に対応して認証を行っている場合には、差出人がセブン銀行と表示されているメールが本当に同社から送られたものなのか、システムで自動的に判別できるようになる。「なりすましメール」と判別された場合は迷惑メールなどに分類される。ドメインとは、インターネットに接続されているコンピュータの住所を指す。同社のドメインは「sevenbank.co.jp」となる。

なお、顧客が利用するメールサービスが「なりすましメール」の防止対策(送信ドメイン認証機能)に対応しているかなどの詳細については、メールサービスを提供しているインターネット接続会社(プロバイダ)やポータル会社、通信キャリア会社などに顧客自身が問合せる必要がある。また、「なりすましメール」であることを表示する方法は、送信ドメイン認証機能を提供している会社ごとにそれぞれ異なり、たとえばなりすましメールと判断されたメールは、自動的に迷惑メールフォルダに入る。

セブン銀行では、今後とも、迷惑メールを防止する仕組みの導入を進め、より安心して顧客に同社のサービスを利用してもらえるよう取組んでいくとしている。