三菱自動車は26日、「デリカD:5」にミニバンでは初というクリーンディーゼルエンジン搭載車を設定し、2013年1月11日に発売すると発表した。グレード展開は、上級グレード「G-Premium」(4WD)をベースとした「D-Premium」(4WD)と、量販グレード「G-Power package」(4WD)をベースとした「D-Power package」(4WD)で、価格はD-Premiumが393万4,000円、D-Power packageが341万9,000円。

「デリカD:5 D-Premium 4WD」

今回設定されたクリーンディーゼルエンジン搭載車は、2.2Lクリーンディーゼルエンジン(DOHC 16バルブ4気筒 コモンレール式DI-Dクリーンディーゼル)を、INVECS-II6速スポーツモードATと組み合わせて搭載。JC08モード燃料消費率は、2.0L MIVECエンジン搭載車(2WD)と同様の13.6km/L、最大トルクは2.4L MIVECエンジン搭載車(4WD)の約1.6倍となる360N・m(36.7kg・m)/1,500~2,750rpmを実現している。

また、平成21年排出ガス規制(ポスト新長期規制)に適合したクリーンディーゼルエンジンを搭載したことで、エコカー減税では免税対象となるほか、平成24年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(上限額14万円)の対象車となっている。