第四銀行は25日、投資信託の取引に関する書類を同行ホームページの専用サイトで閲覧できる「だいし電子交付サービス」を2013年1月18日より開始すると発表した。

これまで郵送で届けている投資信託関係書類を、同行ホームページの専用サイトで閲覧できるサービス。利用するには取引店での申し込み、もしくは、同行ホームページより「だいし電子交付申込書」を請求して、郵送による申し込みが必要となる。利用できるのは、投資信託の契約をしている個人及び法人の顧客。利用料は無料だ。

電子交付の対象となる書類は、取引報告書、取引残高報告書、投資状況のお知らせ、収益分配金の案内、収益分配金再投資の案内、運用報告書、特定口座譲渡損益額のお知らせ、特定口座年間取引報告書など。ただし、これ以外の一部の書類に限り、電子交付が利用できないものがある。

「電子交付対象書類」を同行ホームページの専用サイトに設置する、顧客専用の電子ポストに交付し、交付の都度「お知らせ」を顧客のメールアドレスへ送信する。交付された書類は交付日から5年間閲覧でき、書類の整理・保管の手間が省けるため、書類紛失の心配もなくなるという。また、PDF形式のファイルとして保存・印刷が可能。インターネットを利用できるパソコンがあれば、郵便物の到着を待つことなく、24時間いつでも閲覧できる。

同行では、同サービスを通じペーパーレス化による「グリーンIT(IT技術を活用した地球環境保護や資源の有効活用への取り組み)」を実践すると共に、これからも顧客の利便性向上を目指し、更なるサービスの充実に努めていくとしている。