イーフロンティアは、3DCG作成ソフト「Shade」のデータをiPad / iPhoneで閲覧できるビューワーアプリ「Shade 3D mobile」の最新バージョン1.2.0を公開した。Shadeの最新バージョンである13.2.1に対応し、ボーンを使ったキャラクター形状の読み込みが可能となった。App Storeから無料でダウンロードできる。

「Shade 3D mobile」

「Shade 3D mobile」は、同社3DCGソフトウェア「Shade」で作成したネイティブファイル(.shd形式)を読み込んで、iPadやiPhoneの直感的な操作で3D形状をすばやく閲覧できるアプリだ。マルチタッチジェスチャーで360度どの方向からでも軽快に3D形状を確認できるのに加えて、手を触れることなくターンテーブルに乗せたように周囲から形状を見られる「自動回転」モードも搭載する。

さらにiPad2以降では、Shade 3D mobileの画面をパソコン用モニターやHDMI搭載テレビに映し出せるなど、プレゼンテーションや打ち合わせの席などに威力を発揮する機能も備える。なお、本アプリの読み込み可能なファイル形式はShadeシーンファイル(shd形式)のみだが、Wavefront OBJやDXF、SketchUp形式などのファイルを一旦Shadeに読み込んでShadeシーンファイルへ変換することで、それらの3D形状を表示することが可能となる。

今回公開されたバージョン1.2.0では、新たにShadeの最新バージョン13.2.1で作成したボーンを使ったキャラクター形状の読み込みに対応した。ただし、リプリケータやフィジカルスカイ等の新機能には対応していない。