脇田美術館と長野県軽井沢町、北海道下川町は共同で、「[木のデザイン]公募展2013」の作品公募を開始した。

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公募作品のテーマは「落葉松(カラマツ)を用いたデザインで、人の生活に寄与するもの」。具体的には家具や調度品、文具、玩具、オブジェといった「インテリア」か、屋外で利用される公共性の高い「エクステリア」を提案する形となる。作品のサイズ規定は2種類あり、幅2,000mm未満×奥行2,000mm未満×高さ2,500mm未満、1作品の重量は150kg未満が条件の「カテゴリーI」、あるいはシリーズ作品(3点以内)が対象で、幅・奥行・高さの合計が3,000mm未満、1作品の重量は150kg未満の「カテゴリーII」がある。

審査員を行うのは環境デザイナーの大野美代子、建築家・東京藝術大学名誉教授の黒川哲郎、剣持デザイン研究所 所長の松本哲夫、家具デザイナー・富山大学 芸術文化学部教授の丸谷芳正、プロダクトデザイナーの三井緑、そして脇田美術館 館長の脇田智。ゲスト審査員として、デザイナーの川上元美も名を連ねている。大賞作品(林野庁長官賞)(1点)には賞金30万円、金賞(1点)ならびに銀賞(1点)には10万円、審査員賞(若干名)には3万円が贈られる。そのほか、入選作品は展覧会にて展示され、同展カタログに掲載される。