主人公ビルボ・バギンズを演じたマーティン・フリーマン(左)とアマンダ・アビントン (C)BANG Media International

日本でも12月14日に公開されたばかりの『ホビット 思いがけない冒険』が、全米ボックス・オフィスにおける12月の金曜日公開作品として興行収入3,750万ドル(約31億円)という新記録を叩き出している。

ワーナー・ブラザースによれば、本作はこの週末にかけて8,480万ドル(約71億2,000万円)もの興行収入を稼ぎ出し、12月の週末興行収入としても歴代第1位となる新記録を達成。全米以外では12月12日に公開された後の3日間で5,700万ドル(約48億円)の興収に達しており、現在は世界中で9,450万ドル(約79億円)にも上っている。

映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの60年前を描いた本作には、同シリーズの監督ピーター・ジャクソンやイアン・マッケラン、ケイト・ブランシェット、ヒューゴ・ウィーヴィング、イライジャ・ウッド、アンディ・サーキスらが続投しており、新3部作の第1作目となる。イアン扮する魔法使いガンダルフに、ミドルアースへの旅の一員として選ばれ、13人のドワーフたち一行に加わることになった主人公ビルボ・バギンズは、マーティン・フリーマンが演じている。マーティンは、今回本シリーズに参加したことについて次のおうに話している。

「僕がフォーカスした主な事は、このシリーズで良い演技をするってことさ。だって僕は今まで300人くらいしか見ないようなマイナーな映画を作ってきたからね。誇りには思っているし、お金のためにやってたことじゃないんだ。でもこのシリーズでは、批判は僕が受けることになるわけさ。僕はこのシリーズが好きだし、膨大な数の世界中の観客のみんなも気に入ってくれるといいな」

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