Q.驚きの理由でフラれたことはありますか?

「俺たち、もう終わりにしよう」「な、なんで?」「……」。恋の終わりには何らかの理由が必要なもの。傷つけたくない? 正直に言われたい? フる側とフラれる側で生じる思惑の違いが、思いがけない言葉に発展することがある。今回は、マイナビニュース会員のうち独身女性300名に、フラれた時に言われた驚きの理由について教えてもらった。
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Q.驚きの理由でフラれたことはありますか?
はい 6.3%
いいえ 93.7%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんな理由でしたか?どう思いましたか?
■ありがちな言葉だけど……
・「妹にしか見えないと言われ振られて何が何だかわかりませんでした……」(22歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「お互いのためだよ」(31歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「前カノとよりを戻すからという理由で、初めて友達の前で泣きました」(24歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)

■結局「面倒」
・「『忙しい』とフラれた……彼の環境が変わってから2カ月程しかたっていない頃だったので、もう少し頑張ってくれても、と思ってしまった」(26歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
・「女に興味が無いと言われたけど、ほんとの理由は付き合うという行為が面倒くさくて告白をされるのも嫌そうだったから、悲しい気持ちになった」(23歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「一緒に帰宅するのが面倒くさいと言われて振られた」(21歳女性/学生/その他)

■ハッキリ過ぎて
・「顔は好きだが、スタイルが嫌いと言われた」(25歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「地味」(33歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)

■相手の勘違い
・「『君はボクのことを愛してくれているのか全然わからない』と唐突に言われてふられた……自分の性格のことを別れる理由に挙げられて、感情の出し方がうまくないのかなと正直落ち込んだ」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/その他)
・「彼の友人に『バイバイ』と手を振ったら色目を使っていると勘違いされて振られた」(25歳女性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

■将来まで考えると
・「君は親が厳しくて同棲できないからって、意味がわからない」(26歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「相手の家庭が宗教の信者だったらしく、付き合う人は同じ信者でないと駄目と家族に駄目出しされたので、別れたいと言ってふられました」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

■総評
「驚きの理由でフラれたことがある」人は6.3パーセントと1割にも満たないながら、女性たちは実にバリエーション豊かな言葉でフラれていることが分かった。

まずは「妹にしか見えない」「お互いのため」といった、どこかで聞いたことがあるようなおなじみの言葉。どこか空々しいマンガみたいなせりふ、実際に自分に言われた時には、それは驚くだろう。ありがちな言葉でけむに巻くことで、男性側も本当のことを言わずにうやむやに済ませているのかもしれない?

反対に、率直過ぎて驚いてしまったという人も。「仕事が忙しい」「女に興味がない」というのは男性の常套句だろうが、結局面倒くさい、という気持ちがにじみ出てしまっている。また、スタイルやセンスのことなどをハッキリ言われた女性もいた。「地味」なんて、その後もトラウマになってしまいそうな否定的な言葉は、もう少しオブラートにくるんでくれるのが最後のやさしさでは? と思ってしまう。突き放すような冷たい言葉は、そのときはかなり落ち込むだろうが、「あんなヤツ忘れてやるー!」と、すぐ次の恋に向かっていけそうで、結果的にはありがたい?!

「自分のことが好きか分からない」という、相手の勘違いからフラれてしまった人は、その勘違いを正す機会も奪われ、さぞドン底な気持ちになったことだろう。好きだったのに、こちらが納得いかない理由でフラれてしまうと、立ち直るまで時間がかかりそうだ。さらに、「家族と合わない」という間接的な理由でフラれてしまった人も、相手は将来まで考えたからこそだろうが、納得いかないだろう。まあ、そこに目をつぶって結婚までいったとしても、後々トラブルになるのは目に見えているから、結局彼の選択が正しかったのかもしれないが……。

お茶を濁したような言葉でやんわり断られるか、ハッキリ正直に理由を言ってもらうか、どちらが好みだろうか。いずれにしても、フラれたくはない……。

調査時期: 2012年11月22日~2012年11月25日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート