Appleはこのほど「App Store Best of 2012」を発表した。iPhone版のトップ有料はカレンダーアプリの「マイカレンダー」、トップ無料は無料通話・メールアプリ「LINE」、トップセールスアプリはゲームアプリの「パズル&ドラゴンズ」だった。iPad版のトップ有料は「GoodReader for iPad」、トップ無料は「iBooks」、トップセールスは「パズル&ドラゴンズ」となった。

「App Store Best of 2012」が発表

「マイカレンダー」はFacebookの人気カレンダーをiPhoneアプリ化したもの。Facebookから友人の誕生日をインポートしたり、 iPhoneに登録しているすべての連絡先から誕生日を追加したりできる。

「マイカレンダー」

「LINE」は無料通話・メールアプリ。ことし7月に運営元のNHN Japanが同アプリのプラットフォーム化戦略が発表され、以降、同アプリはコミュニケーションツールにとどまらず、その役割が拡大した。ゲーム、クーポン、占いなどのサービスが連携・追加され、コミュニケーション機能に置いてもタイムラインが追加されるなど改良が行われた。

「パズル&ドラゴンズ」は、モンスターと一緒にパズルの力で冒険するゲームアプリ。画面内に登場したドロップを縦か横に3つ以上そろえると、ドロップが消え、敵にアメージを与え、倒していく。モンスター同士を合成し、パワーアップさせ、特定の条件でモンスターを進化させるやり込み要素も搭載されている。

GoodReader for iPadは、ドキュメントビューアアプリ。PDF、TXT、MS Officeや、Apple iWork、動画や音声にも対応。タブ切り替えで複数のファイルを開くこともできる。PDFには注釈の追加やマーカー、フリーハンドの書き込みも行える。同アプリのレビューはこちら

GoodReader for iPad

iBooksは電子書籍リーダー機能のほかに、オンラインブックストア機能も備え、iBookstoreを通じてコンテンツを閲覧することができるアプリ。お気に入りのブックについて、Facebook、Twitter、メッセージ、またはメールで友人と共有できる。

iBooks

なお、「App Store Best of 2012」では、スタッフのおすすめアプリ、隠れた名作、傑作ゲームなど様々な切り口でアプリが紹介されている。