NTTデータは12月12日、子会社である豪 NTT DATA Business Solutions APAC Pty Limited(以下、NTT DATA BSA)を通じて、豪州でSAP BIビジネスに強みを持つInnogence Limited(以下、Innogence)の発行済株式100%を譲り受けることで合意したと発表した。

Innogenceは、豪州最大のSAP BIパートナーであり、主な業務としてSAP BIコンサルティング、導入およびサポートを行っており、現地で公共機関、消費財、鉱業分野等での優良顧客を有している。

今回の株式取得により、NTT DATA BSAは、Innogenceの優秀な人材を獲得し、自らのERPビジネスとの相乗効果も含めたさらなるビジネス拡大・サービス品質の向上を目指す。また、NTTデータグループは、既存グループ会社間のBI事業の連携を進め、APAC地域全体でのBIビジネスのさらなる拡大を図る。

NTT DATA BSAは、本件株式取得後速やかにInnogenceのインテグレーションを図り、両社の事業リソースを円滑に活用できる体制を整えて事業運営を行っていく。