ゲッティ イメージズ ジャパンは6日、コンテンツ制作者や情報発信者に向けた「実践・著作権セミナー」を開催すると発表した。開催日は2013年1月24日。会場は東京・渋谷の「AP 渋谷」。

本セミナーは、2012年10月および2013年1月施行の改正著作権法により、著作権に関する法的知識の必要性が高まっていることを受けて開催されるもの。広告や宣伝、放送用に映像や音楽素材を供給するライブラリー事業者の団体である「日本映像・音楽ライブラリー協会」と、同協会に2010年より加盟する同社が共同開催する。

当日は、TBSテレビ編成制作局メディアライツ推進部担当局次長の日向央氏が講師として登壇し、実際に起こった事例を交えながら役立つノウハウを紹介する。講義内容としては、「権利」と「権利でないもの」を正確に選別できる目を養い、著作権のグレーゾーンを見極めるための判断方法などを伝授する構成になっているとのこと。参加費用は前売りが4,000円、当日券が5,000円。詳細および申込みは、日本映像・音楽ライブラリー協会のセミナーページから。

開催概要

名称 「実践・著作権セミナー」
会場 「AP 渋谷」8階
東京都渋谷区道玄坂1-2-2 渋谷東急プラザ8F
定員 100名(先着順)
参加費用 前売り:4,000円、一般(当日):5,000円
申込み方法 http://www.jvla.gr.jp/seminar/より
講演内容 1. 事例をもとにした肖像権の働くケースと働かないケース
2. 権利者と思われているが、そうではないさまざまな者~物の所有者、出版社、発売元等
3. 音楽を用いる場合の権利処理~
  日本音楽著作権協会、実演家あるいはレコード製作者の権利
4. 権利には「存続期間」がある~自由に利用できる「昔の作品」の具体例
5. 2012年改正著作権法の内容~「写り込み」と違法ダウンロード刑事罰化
6. 質疑応答(広告主・広告会社・放送局など、さまざまな立場より参加可能)