Googleはこのほど、Google 翻訳アプリをアップデートした。今回のアップデートでは、撮影画像のテキスト部分をなぞって翻訳を行う機能が追加されている。

翻訳アプリを利用する際は言葉を音声や手で入力するのが一般的だが、翻訳したい文字の言語を知らなければ入力が難しい場合もあった。この問題を解決するため、今回アップデートされた新しいGoogle 翻訳アプリでは、スワイプによる文字の読み取り機能が搭載された。これにより、翻訳したい文章の写真を撮り、翻訳したい部分をなぞることで翻訳が行えるようになった。

自動読み取りによる翻訳は現在、横書きの文章のみが対象となっているが、同社は今後、縦書き文章への対応も考えているとのこと。

Google翻訳アプリの利用イメージ。外国語の看板を撮影してスワイプすると文字が翻訳される

なお、今回のアップデートでは手書き入力の対応言語も増えており、アイスランド / アフリカーンス / ウェールズ / ウクライナ / クロアチア / スロバキア / スロベニア / チェコ / マケドニア / ラトビア / リトアニアの各言語が利用できるようになった。