「猫の譲渡会」の様子

通信販売会社のフェリシモが運営する「フェリシモ猫部」は、神戸を中心に猫のTNR(Trap-Neuter-Return)活動(猫を捕獲し、不妊去勢手術を行い、元の生活場所に戻す活動)や、保護活動を行っているボランティア団体「神戸猫ネット」が主催する「猫の譲渡会」の会場を提供する。譲渡会は12月23日で、兵庫県神戸市三宮のフェリシモ本社(兵庫県神戸市中央区浪花町59番地 神戸朝日ビル21F)にて開催するとのこと。

フェリシモは、猫好きが集まるコミュニティー「フェリシモ猫部」を中心として、「毎月100円わんにゃん基金」の設立や、基金付き商品の企画販売などを通じて、飼い主のいない動物の保護と里親支援活動を支援してきた。

同部は、「不幸な猫を増やさない! 今いる猫は天寿を全うさせてあげたい」を目的に、TNR活動の推進と啓発活動を行っているボランティア団体「神戸猫ネット」に対して、9月にも会場の提供という形で、1回目の「猫の譲渡会」開催を支援した。

1回目は38匹の猫が参加し、およそ100名が訪れた中、8匹の猫が新しい飼い主と出会ったという。

2回目となる今回は、12月23日の13時から15時(最終入場14時45分)、フェリシモ本社21階にて開催される。参加する猫は、捨てられたり、団体に保護されたりして飼い主のいない猫約50匹(生後8週齢以上の子猫から大人猫)。写真のみで参加する猫もいる。

譲渡会への参加条件は、終生、家族の一員として猫を大切にできる人、ペット飼育可の住居に住んでいる人、完全室内飼育と脱走防止を約束できる人など。詳細は神戸猫ネットのホームページを参照のこと。