同賞は、2012年にもっとも放送された楽曲ランキング1位を表彰するもので、今年度はJ-POP総合部門でシェネルの「ビリーヴ」が、洋楽部門でワン・ダイレクションの「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」が受賞した。

USEN J-POP総合ランキング1位に輝き、表彰を受けた歌手のシェネル

この日、登壇したシェネルは今、最も注目を浴びると言われている実力派R&Bシンガー。2007年に、日本でも大ヒットした「ラブ・ウィズ・DJ」で世界デビューすると人気が爆発。2012年には、第1弾シングル「ストーリー」が60万ダウンロードを突破したのを始めとして、映画『BRAVE HEARTS 海猿』の主題歌となったシングル曲「ビリーヴ」が配信スタートから3カ月を待たずに100万ダウンロードを突破する記録を作った。さらに、7月に発売したアルバム「ビリーヴ」は、発売週からオリコン洋楽チャート連続11週1位を獲得するなど、大ヒットを連発している。

J-POP歌手といっても、日本だけにとどまらないワールドワイドな活動範囲で活躍するシャネルだけに、J-POPとしての受賞に「日本にはすばらしいアーティストがたくさんいるのに、私の曲がナンバーワンに選ばれるなんて想像もできませんでした。本当に信じられない」と驚きを隠せない様子だった。

そして、「このように皆さんに受け入れてもらえて、2012年は革新的でユニークな年だった」と話し、喜びを表した。また、2013年からの活動については「アルバム(「ビリーヴ」)の中の曲が来年スタートするテレビドラマの主題歌に決まってます。その曲をサポートする活動はもちろんですが、新しいアルバムを作るなどチャレンジもしていきたい」と意欲的。プライベートでは「よりよいビジネスウーマンになれるように自分を育てたい」とし、特に「誠心誠意、すべてを注ぎ込んでもいいというチャリティー事業を探して、それを手伝っていきたい。皆さんのために何かをしたい」と語った。