キッチンのストレスの根源は「収納が少ない」こと

オールアバウトと三菱レイヨン・クリンスイは12月4日、キッチンスペースにおける主婦の快適性を探ることを目的とした意識調査を共同で実施、結果を発表した。

調査対象者は、オールアバウトの主婦向けウェブサービス「暮らしのAll About」の女性ユーザー計1,349名。

70%以上が現在のキッチンスペースに「満足していない」 

現在のキッチンスペースに満足しているかどうかを聞いたところ、70.3%が「いいえ」と回答した。「満足していない」と回答した人に対し、キッチンでストレスを感じる部分について聞いたところ、「収納が少ない」(65.7%)がもっとも多く、次に「水はね・油汚れがつく」(51.4%)が挙がった。

キッチンスペースを見られることに「抵抗がある」は約84.4%

現在のキッチンスペースを客に見られることに抵抗を感じるかどうかを聞いたところ、「抵抗がある」が約84.4%となった。その理由としては、「生活が見えてしまうから」(34.2%)、「整頓されていないから」(24.5%)といった項目が挙がった。

キッチンスペースを見られることに「抵抗がある」女性は8割以上

すっきり見せるための工夫、1位は「洗いものをためない」

一方で、キッチンスペースをすっきりするための工夫として挙げられたのは、「洗いものをためない」(72.4%)、「ゴミをこまめに捨てる」(61.4%)など。物をためておかないという工夫を、日頃から行っている様子がうかがえる。

すっきり見せるための工夫、1位「洗いものをためない」、2位「ゴミをこまめに捨てる」に

キッチンでもっとも邪魔な資源ゴミは「ペットボトル」

キッチンスペースでもっともたまりやすく、邪魔だと感じるものは資源ゴミ、中でも「ペットボトル」(48.5%)が特に場所をとっている。清涼飲料水や飲料用の「水」としてペットボトルを選択することで、空のペットボトルがたまってしまう状況に陥っているという主婦の実態が明らかとなった。

キッチンスペースで一番の邪魔ものは資源ゴミ