米Evernoteは12月4日、会社組織全体の知識を蓄積できるサービス「Evernote Business」をリリースした。

これまでのEvernoteの機能をビジネス向けにアップグレードしたEvernote Businessは、打ち合わせのメモやToDoリスト、プレゼン資料、デザインモックアップなど、さまざまなデータを保存し、それらのデータの中から目的のものを簡単に探すことができる。

Evernote Businessは個人のノートブックとビジネスノートブックを作成可能で、個人のノートブックは利用ユーザー以外は見ることができないが、ビジネスノートブックに保存された内容は、会社全体で共有される。また、ビジネスノートブックを一元管理する「ビジネスライブラリ」などの機能も用意されている。

ビジネスライブラリの利用イメージ

Evernote Business利用ユーザーのアカウントは「Businessプレミアム」にアップグレードされ、個人のノートブックに2GBまで新コンテンツを作成可能なほか、ビジネスノートブックに会社内のユーザと共有できる2GBのアップロード容量が追加される。

Evernote Businessはアメリカ / 日本 / 英国 / カナダ / スイス / ドイツ / フランスの7ヵ国で利用でき、利用料金は1ユーザーあたり月額900円となっている。