シマンテック、ノートン モバイルセキュリティ最新版を提供

 

シマンテックは5日、モバイル端末向けのセキュリティアプリ「ノートン モバイルセキュリティ」の最新版を発表した。同製品は、新たに連絡先のバックアップ機能に対応したほか、マルウェアではないが怪しいふるまいの「グレーウェア(マッドウェア)」を検出する機能を搭載。Android OSとiOS向けに提供されており、Google PlayやApp Storeからダウンロードできる。

ノートン モバイルセキュリティ。量販店の販売実績では64%のシェアを確保している、という

ノートン モバイルセキュリティは、Android向けのマルウェアの検出、端末の現在位置の検出、リモートワイプといったセキュリティ機能を提供する。盗難対策では、端末の現在位置を携帯回線やGPSを使って検出し、Webサイトから確認できるほか、大きな音を発したり、リモートからデータを削除したり、カメラを使って紛失端末を使っている人を撮影してアップロードするなどの機能を備える。盗難対策機能はiOS版でもサポートしている。

スマートフォンやタブレットの普及で、モバイルデバイスの利用が増加。オンラインショッピングでも利用頻度が増している

利用頻度の増加に伴い、急成長する中国やロシア、日本が狙われる割合が増えてきているという

アプリはマルウェアだけでなく、不審なふるまいをするアプリもあり、アプリの動作自体をきちんとチェックする必要があるという

マルウェア自体も急増。ノートン モバイルセキュリティはそうした状況に対応するために開発された

iOS版では、携帯回線を使った端末の現在位置検出機能を搭載し、盗難・紛失時に端末の位置を探すことができる。iPhoneおよびiPadに対応するが、携帯回線が必要なので、Wi-FiモデルやiPod touchでは利用できない。

盗難対策機能は、PCなどのWebサイトからも設定できる。デバイスをロックしたり、データをワイプしたりできる

GPSや携帯回線を使った端末位置の取得機能

盗難時に、盗んだ人が端末を使っていたら、それを写真に撮ってアップロードすることが可能

バックアップ機能では、端末の連絡先に登録されたデータを定期的にサーバーにアップロードしてバックアップを行い、端末初期化、端末買い換えなどの際に書き戻すことができる。複数のバックアップを保持でき、1週間前、2週間前といった形でバックアップの履歴をさかのぼって復元することも可能。

バックアップ機能は、連絡先のデータをサーバーにアップロードし、いざというときなどに復元できる

バックアップ画面

複数のバックアップを保持できる

任意のバックアップから復元が可能

このバックアップ機能はiOS版でも対応。Androidとは異なるバックアップが利用でき、デバイス間での書き戻しも可能。Android端末でバックアップをとってiPhoneに買い換えた場合でも、バックアップ機能を使って連絡先を復元できる。

iOS版の機能と実際の画面

AndroidとiOSのバックアップのどちらからも復元できる

Android版に搭載されているWebプロテクション機能では、ブラウザでアクセスするサイトの安全性を照合し、フィッシング詐欺サイトなど悪意のあるサイトへのアクセスをブロックしてくれる。Chromeにはまだ対応しておらず、現在対応を進めているという。特定の電話番号からの着信やSMSを拒否する機能も搭載する。

新たにAndroid版に搭載された「その他のリスク」の検出機能は、マルウェアとは言えないものの、不審なふるまいをするアプリを検出する。アプリを解析して利用している権限などをチェックし、その結果を定義ファイルとして配信することで検査を行っており、「その他のリスク」として検出されたアプリは、使っている権限の詳細が表示され、ユーザー側で信頼して利用するか、アンインストールするかを決められる。

「その他のリスク」の検出機能

マルウェア検出機能の1機能として提供される

マルウェアを検索するのと同時に、その他のリスクも検索する

こちらはマルウェアの検出画面

その他のリスクとして検出されたアプリ

使用する権限

特に「広告を通知領域に表示する」といった意図しない動作をするような広告SDKを利用しているアプリをグレーとして判断。「ブラウザのブックマークを変更する」、「SMSに広告配信をする」、「ブラウザのホームページを変更する」といった動作もグレート判断する場合が多いという。

検出されたアプリは、シマンテックの基準ではマルウェアではないが、ユーザーが意図しない動作をするものと位置づけ、ユーザーの判断基準の1つとして提示していくという。

Androidアプリをインストールする場合、アプリが利用する権限(permission)が表示され、どういった機能があるかの指標となるが、権限だけでは実際の動作が分からない場合も多く、シマンテックではそうした権限だけでは分からないアプリへの対策として提案していく。

最新版のノートン モバイルセキュリティが利用できるのは、Android版が2.3~4.0、iOS版が4.3~6.0。Android版については、Chromeブラウザに非対応のほか、4.2のマルチユーザー環境下での動作検証中で、現在対応を進めているという。価格はオープンプライスで、店頭での実売想定価格は1年版が2,980円、2年版が5,480円。店頭で購入した場合、同社のサイト経由でGoogle PlayやApp Storeからダウンロードしてインストールする。

ノートン360 マルチデバイスユーザーも新版を利用できる

(記事提供: AndroWire編集部)

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