毎日新聞社は12月5日、12月16日に行われる衆議院議員選挙の投票先の検討を支援するツールとして「毎日ボートマッチ(通称・えらぼーと)」の提供を開始した。同社の運営する総合情報サイト「毎日JP」および、スマートフォン / 携帯電話サイト向けWebサイト「毎日新聞」から利用できる。ボートマッチは、vote(投票する)とmatch(調和)からの造語。

えらぼーとのトップ画面イメージ

えらぼーとは、多党乱立となった衆院選について、争点に関する質問に答えることで、自分の考えと政党や候補者との考え方の近さを「一致度」として表示するツール。同社では、立候補予定者を対象にアンケートを実施しており、このアンケートの結果をベースとして一致度を算出している。候補者個人のアンケート回答を見ることもできる。これらのアンケート項目には公平性が求められることから、第三者の目として慶応大教授の曽根泰教氏や、埼玉大教授の松本正生氏、慶応大教授の片山善博氏が監修委員を務めている。

えらぼーとの結果画面イメージ

同社では2007年の参院選で初めてボートマッチを実施、今回は4回目となる。20~30代の若者から「争点がよくわかった」「投票の参考になった」との評価を得て、これまでに100万人が利用したという。