カプコンは、PS3/Xbox 360専用ソフト『バイオハザード6』の無料アップデートを12月17日(月)に実施することを発表した。また、これに合わせて18日(火)にXbox 360にて先行配信される新ダウンロードコンテンツ情報も公開している。

「2012年度 据え置きゲームタイトル売上No.1」に選ばれた『バイオハザード6』

先日エンターブレインが発表した「2012年度 据え置きゲームタイトル売上No.1」に選ばれた『バイオハザード6』だが、今回のアップデートでは、まずエイダ編にCo-opモードが実装される。エイダ・ウォンのキャンペーンでは他のプレイヤーとクロスオーバーが発生していないシチュエーションでもCo-opモードが可能に。さらにレオン編、クリス編、ジェイク編をクリアせずともエイダ編が最初から選択できるようになる。

また、待望のカメラ調整機能も追加。より人物に近づいたアップからカメラを引いたロングの範囲内であれば、自分のプレイスタイルに合わせて任意でカメラの視野角が調整可能となった。そして、最上位難易度となる「NO HOPE」を追加。現時点での最高難易度「Professinonal」が物足りないプレイヤーのため、さらなる上位難易度が設定された。

クリス編での1コマ。画面に表示されているクリスのサイズが異なることがわかる

レオン編での1コマ。レオンがアップになった画面と、カメラを引いた画面、この範囲内でプレイヤーの任意でカメラ視野角を調整できる

そして、12月18日(火)からは『バイオハザード6』の楽しみをさらに広げるダウンロードコンテンツ3種が、Xbox 360版にて先行配信される。3種のコンテンツはオンラインプレイ専用となっており、いずれも本編に収録されている"ザ・マーセナリーズ"のマップほか、"空母"、"カタコンベ"と言ったエクストラコンテンツ用の追加マップでも楽しむことができる。ダウンロード価格は各320マイクロソフトポイント。3つのDLCをまとめた「エクストラコンテンツ 3モードパック」も同日より配信、こちらは720マイクロソフトポイントとなる。

配信される3モードは、「Survivors」「Predator」「Onslaught」。最大6人のプレイヤーが参加でき、プレイヤー同士が生き残りをかけて戦う「Survivors」は、最後に生き残ったプレイヤーが勝者となるが、参加人数の範囲で任意の編成(1対5~3対3まで)でチーム戦の設定も可能。しかも倒されたプレイヤーはゾンビとして復活し、プレイに参加できるという。人間のキャラクターとして復活する条件は、他のプレイヤーをひとり倒すこと。エクストラコンテンツ用のマップ、スキルともに使用可能となる。

「Survivors」モード

「Predator」も最大6人まで楽しめるモードとなるが、プレイヤーの内1人が捕縛者「ウスタナク」を操作することになり、他のプレイヤーは協力して「ウスタナク」撃破と生存を目指す。「ウスタナク」側のプレイヤーは、他のプレイヤーの捕獲および殲滅が勝利条件となる。1度勝敗が決まると他のプレイヤーがウスタナクとなり、継続していく。こちらもエクストラコンテンツ用のマップが使用可能。

「Predator」モード

「Onslaught」モード

そして「Onslaught」は、本編に収録されている"ザ・マーセナリーズ"が別の形でプレイできるモード。オンラインでふたりのプレイヤーが"ザ・マーセナリーズ"で対戦し、コンボを繋いでスコアを稼ぐと、相手に大量のクリーチャーを送り込むことができるというもの。先に相手を戦闘不能のしたプレイヤーが勝者となる。

また、12月4日より"ザ・マーセナリーズ"ほかエクストラコンテンツで使用可能な2つのマップを収録した「エクストラコンテンツ用 ステージパックA」が、PS3、Xbox 360に向けて配信開始。新マップは「イドニア 内戦後」と「マグマ制御室 動力炉」で、PS3が200円、Xbox 360が160マイクロソフトポイントとダウンロードできる。

「イドニア 内戦後」

「マグマ制御室 動力炉」

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