オキドキサイエンスと東京大学(東大)サイエンスコミュニケーションサークルCASTは12月4日、小学低以上の子供をターゲットとした光に関連した3種類の科学実験キット「オキドキ実験キットCAST1、2、3」を12月6日より発売すると発表した。

CASTは、滝川洋二先生と林衛先生が講師を務めている東大 教養学部前期課程の全学自由研究ゼミナール「心を動かす表現法:科学メディア、理科実験の実践力を磨く」の歴代受講生が中心となって、2009年2月に結成されたサークルで小学校での実験教室や、地域でのサイエンスショーで行なっている。

今回販売される3製品は、こうした活動を通じて人気があった実験をキット化したもの。いずれも法政大学の山﨑友紀 教授が監修として携わっている。

1つ目はオキドキ実験キットCAST1「文字が浮き出る不思議スコープ ~光を届ける光ファイバーを使いこなせ!!~」で、光ファイバーの性質を学習し、「人工テレビ石」が作成できるキットとなっており、価格は735円。

2つ目はオキドキ実験キットCAST2「消えるボールの不思議 ~光と水のイリュージョン!!~」で、光の屈折を学習し、屈折を利用した「消えるボール」のおもちゃが作成できるというもの。価格は735円。

そして3つ目はオキドキ実験キットCAST3「光と色の実験 ~おウチの中に空が作れる!?~」で、青空、夕焼けの原理を学習し、それを再現する装置が作成できるというもの。価格は1050円となっている。

なお、オキドキサイエンスでは、今後も子どもから大人まで、科学への関心と興味を引き出し、好奇心を満足させる商品とサービスを提供していく予定としている。

オキドキ実験キットCAST1「文字が浮き出る不思議スコープ」

オキドキ実験キットCAST2「消えるボールの不思議」

オキドキ実験キットCAST3「光と色の実験」