ソフトバンク・テクノロジー(以下、SBT)は12月3日、戦略的パートナーとしてトライポッドワークスが提供する「DirectPOD」の取扱いを開始すると発表した。また、本製品の取扱い開始にともないSBTは、よりセキュアな社内ファイルアクセスを実現する「ダイレクトアクセスソリューション」を展開する。

「DirectPOD」概要イメージ

「DirectPOD」は、タブレット端末を通じ、社外から社内ファイルサーバや自席PCなどへアクセスし、社内にあるドキュメントの閲覧を可能にするソリューションで、これにより、外出時に必要なファイルを事前準備するといった手間を省き、急に資料が必要になった際にも即時に対応することができる。

また今後は、ペーパーレス会議機能として、会議の参加者同士で資料の共有ができるなど、機能の追加・拡大を予定している。

SBTは、DirectPODの自社導入を開始しており、今後は全社員への展開を予定している。同社は、こうした自社導入から得た経験や技術ノウハウを基にして、「DirectPOD」およびDirectPODを活用した「ダイレクトアクセスソリューション」の提供を行っていく。

「ダイレクトアクセスソリューション」利用イメージ

このソリューションは、DirectPODに端末認証や端末管理(MDM)を組み合わせることで、よりセキュアな社内ファイルアクセスを可能にするトータルソリューション。許可された端末のみからのアクセスを制限することができ、また端末紛失時のリモートロック・リモートワイプ機能のみならず、端末利用ポリシーの統合管理をし、安心、安全なアクセスおよび運用を実現する。