Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年11月のモバイルOSシェアが発表された。ここ数カ月下落が続いていたiOSが、11月において回復に転じている。Androidは10月の伸びほどではないが成長を続けており、30%台に近づきつつある。また、Windows Phoneも少しずつではあるがシェアを拡大させてきており、下落傾向にあるBlackBerryやSymbianに迫りつつある。

2012年11月モバイルOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年11月モバイルOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年11月モバイルOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年11月モバイルOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 モバイルOS シェア 推移 備考
1 iOS 61.10% 増加に転じる
2 Android 28.02% 成長傾向
3 Java ME 6.65% 減少
4 BlackBerry 1.42% 微減
5 Symbian 1.24% 微減
6 Windows Phone 0.90% 成長傾向
7 Kindle 0.40%
8 Bada 0.11% =
順位 バージョン別モバイルOS シェア 推移 備考
1 iPad 37.45% 増加に転じる
2 iPhone 22.53% 大幅に下落
3 Android 2.3 11.89% 下落に転じる
4 Android 4.0 10.23% 力強く成長
5 Java ME 6.65% 減少傾向
6 Android 4.1 2.03% 6位に浮上。力強く成長
7 Android 2.2 1.96% 6位から7位へ。下落に転じる
8 BlackBerry 1.42% 7位から8位へ
9 Symbian 1.24% 8位から9位へ
10 iPod 1.12% 9位から10位へ

10月に大幅に下落したiPadだったが、11月において急激にシェアを回復させている。逆にiPhoneが10月のiPadの時のように大きくシェアを落としている。iPadのシェア回復は、11月上旬に発売された新iPadやiPad miniの登場による影響と思われる。12月においてもiPadのシェアが維持されるのか注目しておきたい。iPhoneはiPhone5が登場したばかりにも関わらず、シェアが下がっているのが気になる点といえる。

Andoridのバージョン別では、メインストリームが2系から4系に移り始めていることが見て取れる。4.0及び4.1がともにシェアを伸ばし、2.3や2.2がシェアを落としている。Androidのバージョン推移は今後もこの傾向が続くことが予想される。