米国Apple Storeで新型iMac販売が開始、iPad miniは依然品薄

米国において新型iMacの販売が11月30日(現地時間)より開始されたが、現在店頭で販売されているのは21.5型の2.7GHzモデルのみで、しかも店頭在庫がごくわずかと、非常に入手が厳しい状態にある。先週末に販売が開始されたiPad miniについても、Wi-Fi + Cellular版は新規入荷がなく、当面は品薄が続く形になりそうだ。

例えば米カリフォルニア州サンフランシスコ中心部にあるApple Retail Store旗艦店では、iMacが入荷してきたものの現在展示販売されているのは21.5型の2.7GHzモデルのみで、店頭在庫についても「ごく数個」程度だという。Apple Retail Storeでは大規模店舗に商品が優先してまわされる傾向があるが、この傾向に則れば全米規模でみても販売台数はごくわずかであり、当面店頭での入手は厳しい状態だとみられる。また前述以外のモデルについては、依然として「12月中」の発売見込みだという。現状では、特に27インチモデルについてクリスマス前の入手はかなりハードルは高いといえそうだ。オンラインでの出荷見込みも「3~4週間」と記されている。

11月30日の米西海岸は全体に大雨と嵐のあいにくの空模様。写真はサンフランシスコ市内の旗艦店

また同30日のタイミングで全米各店舗での製品在庫補充が行われているが、先週末より販売が開始され、すぐに売り切れ状態となった「iPad mini Wi-Fi + Cellular」については、今回のタイミングでも在庫補充は確認できなかった。同製品の一番人気はVerizon Wireless版で、店頭でも全容量モデルがほぼ即日完売状態となっている。だが他のキャリアモデルについても数日中に在庫が尽きており、米国でのiPad mini Wi-Fi + Cellularの入手は依然として厳しい状態だ。現在、Appleの米国サイトにアクセスすると「Order iPad mini by midnight December 5 for guaranteed delivery before Christmas.」というクリスマスギフトのメッセージが表示されているが、確実に入手するには1カ月単位での"待ち"を覚悟する必要があるかもしれない。

今回のホリデーシーズン商戦を見ていくと、iPhone 5が依然として人気商品である一方で、iPad miniが大きな人気を博しており、この2つの製品が同商戦の目玉となっている様子がうかがえる。またiPad miniと新型iMacについては今四半期中は在庫不足が続くとの観測が出ており、前述の人気と相まってiPad mini、特にWi-Fi + Cellular版の入手が厳しくなっている。iPad miniが第4世代iPadのシェアを侵食しているという指摘もあり、AppleはiPad miniで新しい需要を開拓する一方で、既存のiPad製品販売への影響も予測されつつある。

新型iMac (21.5型/2.7GHzモデル)の販売展示が開始。ただし在庫はごくわずかとのこと

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