SAPジャパンは11月26日、Windows 8対応のSAPモバイルアプリ6種類を内に提供開始すると発表した。これらのモバイルアプリはすべて日本語に対応し、日本語ユーザーインタフェースも備え、同時に、SAP Mobile PlatformにおけるWindows 8ソフトウェアの開発をサポートする。

「SAP Manager Insight Mobile App」

「SAP Learning Assistant」

現在、日本語化して提供しているSAPのモバイルアプリは33個あるが、今回、研修、採用、営業などのエンタープライズ機能を中心としたWindows 8用ビジネスアプリ6種類をWindows StoreおよびSAP Storeからダウンロードする形で提供開始する予定。

提供予定のモバイルアプリは、「SAP WorkDeck:さまざまな情報源やプロセスを文脈で統合し、役割ごとに一覧にまとめることができる新しい個人主導型のアプリ」、「SAP Manager Insight:社員プロフィールのアプリケーション」、「SAP Learning Assistant:オンライン研修がいつでもどこでもオンデマンドで利用できるようになるアプリケーション」、「SAP Interview Assistant:面接のスケジューリングという面倒な作業を簡単に行うことができる採用アプリケーション」、「SAP Customer Financial Fact Sheet:顧客口座担当の役職者が財務データやインボイス、大事な発注などにリアルタイムでアクセスできる顧客プロフィールのアプリケーション」、「SAP GRC Policy Survey:ガバナンス、リスク、コンプライアンスの方針管理用のアプリケーション」の6種類。

また、Windows 8対応版のモバイル・デバイス・マネジメントのSAP Afariaも11月26日より提供を開始する。

これらのアプリでは、ズームやタイル、スナップモードなど、新しいWindowsのユーザーインタフェース機能とタッチ機能が利用可能で、購入前にダウンロードして動作確認することもできる。