ST、多剤耐性結核菌感染を3時間以内に特定できる多重分子診断チップを発表

STMicroelectronicsは、同社の子会社で分子診断ツールサプライヤであるVeredus Laboratoriesが、多重分子診断ラボ・オン・チップ「VereMTB」を発売したことを発表した。

同製品はヒト結核菌群(MTBC:Mycobacterium Tuberculosis Complex)とその変異株、および臨床的に関連するその他9種類の非結核性マイコバクテリウムを迅速かつ高精度で検出することができる診断チップ。培養を不要としたことで、従来、結核感染の正確な特定に最大8週間要していた期間を、3時間以内に短縮することが可能となり、感染と薬剤耐性の原因となる特定のマイコバクテリウムを検体から特定することが可能となった。また、小型システムであるため、必要とされる様々な場所に設置することも可能だという。

なお、同製品は結核およびマラリアの新しい診断法を開発するヨーロッパの第7次フレームワークの一部である「TM-RESTプログラム」によって設計・テストされたほか、結核診断の新技術を評価する進行中のプログラムの一環として、「中国疾病管理予防センター(北京)」においても現在評価が進められているという。

Veredusが開発した多重分子診断ラボ・オン・チップ「VereMTB」



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