ポルシェ ジャパンはこのほど、ドイツのポルシェミュージアムで開催される特別展について発表した。「ポルシェ デザインスタジオ」の設立40周年を記念したこの特別展で、高級ブランドのひとつに成長したポルシェデザインブランドを体感できる。

「ポルシェ デザイン40周年特別展」がドイツで開催される

ポルシェの創設者であるフェルディナンド・アントン・エルンスト・ポルシェ氏の息子、フェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェ氏は、1972年に「ポルシェ デザインスタジオ」を設立した。以降、ポルシェデザインは着実に実績を積み重ねており、世界初のブラックの腕時計、伝説となっているサングラスなどが有名に。もちろんポルシェ911も、ポルシェデザインを象徴する製品となっている。

今回の特別展は、自社の販売ネットワークを有し、世界有数のブランドとなったポルシェデザインにスポットを当て、数多くの腕時計、筆記用具、アクセサリ、アイウエアなどを展示する。ハイライトとして、「ポルシェ デザインスタジオ」が2003年にベーゼンドルファー・ピアノのためにデザインしたグランドピアノも展示される。このグランドピアノは、機能的なデザインや細部までこだわって選ばれた素材など、最高品質のクラフトマンシップを特徴とする「ポルシェ デザインスタジオ」作品を象徴している。

ポルシェミュージアムではこの特別展示を機会に、ツアープログラムを充実させるほか、『Porsche Design 40Y - The Book』も出版され、書店およびミュージアムで98ユーロで購入できるという。