京都銀行は21日、同行九条支店において、元パート職員による不祥事件が発生したと発表した。

同行によると、九条支店元パート職員(40歳代・女性・窓口担当)が、2010年8月から2012年9月までの間に、5先の顧客から、持参した金額が確定しない状態で店頭で入金した現金の一部、総額7,132,506円を着服し、ローンの弁済や生活費に充当していたことが判明した。

同行では、被害に遭った顧客には、事情を説明のうえ謝罪するとともに、被害金については全額弁済済みで、着服金については、当該元パート職員とその家族の拠出により全額回収したとしている。

京都銀行では、監督官庁など関係機関に報告するとともに、警察に連絡しているという。

また、当該元パート職員については、2012年11月16日付けで懲戒解雇とした。