これまでに世界43カ国、21カ国語で上演され、世界最長のロングラン記録を誇るミュージカル「レ・ミゼラブル」を映画化した作品『レ・ミゼラブル』の日本版の予告映像が公開された。

同作のビジュアル

同作は、人としての正しい道を模索するジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)の波乱万丈な人生を軸に、多彩な登場人物の運命が交錯するヒューマンドラマ。監督を務めるのは、『英国王のスピーチ』(2010年)にてアカデミー賞監督賞を受賞したトム・フーパー。キャストには、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドなどが名を連ねる。

今回公開された予告映像では、「幼いコゼット」や「囚人の歌」、「夢やぶれて」、「ワン・デイ・モア」、「民衆の歌」といったミュージカルナンバーとともに、ほぼストーリーに沿って名シーンの数々が収録されている。

なお、通常ミュージカル映画では、スタジオでオーケストラとともに事前に歌を収録し、それに口をあわせて演技をするという撮影方法をとるが、同作では小さなイヤホンから聞こえるセット裏の電子ピアノ演奏にあわせて、キャストが演技をしながら歌った声を収録しているという。さらに、バルジャン(ヒュー・ジャックマン)が歌う楽曲「Suddenly」も同作のために書き下ろされたとのこと。

映画『レ・ミゼラブル』は、12月21日より、TOHOシネマズ日劇ほか、全国ロードショー。

(C)Universal Pictures