オリンパス、スナップ撮影に最適な17mm単焦点マイクロフォーサーズ用レンズ

オリンパスイメージングは11月15日、マイクロフォーサーズ用の交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」を発表した。発売は12月中旬で、希望小売価格は62,475円となっている。

35mmフィルム換算で34mm相当の単焦点レンズ。開放F1.8と優れた光学性能ながら、コンパクトサイズと120gという軽量さを実現している。レンズは非球面レンズ3枚を含む計9枚が使用され、画面周辺部まで高い描写力を誇る。

AFシステムはオリンパス独自の「MSC(Movie & Still Compatible)機構」を搭載。軽量かつ少ないレンズ枚数でも高速にピント合わせを行える技術で、動作音も抑えられている。

また、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」にも搭載されている「スナップショットフォーカス機構」が採用されている。これにより、レンズ鏡筒にあるフォーカスリングをスライドさせることで、リングを合わせた目盛の距離に、軽快にフォーカス位置を合わせることが可能。

主な仕様は、対応マウントがマイクロフォーサーズ、レンズ構成が6群9枚、画角が65度、AF方式がハイスピードイメージャAF、焦点距離が17mm(35mmフィルム換算時:34mm)、最短撮影距離が0.25m、最大撮影倍率が0.08倍(35mmフィルム換算時:0.16倍)、最小絞りがF22、フィルター径が46mmとなっている。

サイズ(最大径×全長)は57.5×35.5mm、重量は120g。