インフラジスティックスは11月14日、Windows 8で提供されるWinRTに対応し、エンタープライズ アプリケーション、コンシューマー アプリケーション双方に利用可能な WinJS HTML5 並びに XAML コントロールの開発を表明し、併せてベータ版の提供を行うことを発表した。

「NetAdvantage for Windows UI」マルチ ポイント、マルチ タッチ チャートデータによる視覚化

開発するツール「NetAdvantage for Windows UI」は、Windows 8が提供するUXに沿ったアプリケーションを、開発者がより魅力的なものとすることができるようになるという。

主な特徴は「複数点、マルチタッチに対応したチャート」、「数値データをグラフィカルに表示するマップ コントロール」、「他のプラットフォームでも提供されている軽量なデータグリッド」、「タッチフレンドリーに値を入力、選択することができるエディター」。

「NetAdvantage for Windows UI」高度なビジュアライゼーション

ベータ版として上記コントロールのうち、チャート、マップ コントロールを先行で公開。日頃の運動量、経路を示すサンプル アプリケーション 「Running Total」と共にNetAdvantage for Windows UI 詳細ページから取得することができる。

同社の代表取締役 東 賢氏は、「Windows 8 のリリースという初級から上級開発者まですべての開発者にとって等しくチャンスが得られるタイミング。現在の成熟したプラットフォームにしばらく留まるか、あるいは Windows ストア アプリケーション開発を行うかといった決断にかかわらずインフラジスティックスは開発者のためのソリューションを提供し続ける」と述べている。