エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)は11月14日、梅の花との資本・業務提携を行うことを発表した。同社は12月3日付で梅の花が実施する第三者割当増資と転換社債型新株予約権付社債を引き受ける。

H2Oは、傘下にある阪急百貨店や阪神百貨店を主軸に、「食」の分野において惣菜や米飯などの加工食品である、いわゆる「中食」を中心に展開しており、梅の花は、湯葉と豆腐の店「梅の花」やテイクアウト専門店「古市庵」を中心に中食事業を展開している。

H2Oでは今回の提携により、両社の企業価値向上を目指すとしている。

業務提携の主な内容は、食材の相互供給や海外合弁会社の設立、共同商品開発、材料、備品などの共同購入、物流の効率化、それぞれのカード会員や従業員に対する販促協力となっている。