EMCジャパンとリコージャパンは、中堅中小企業向けのストレージソリューションの提供に関する戦略的なパートナーシップを締結したと発表した。

具体的には、リコージャパンは、EMCジャパンのパートナー販売支援プログラム「Velocity ソリューション・プロバイダ・プログラム」の「アフィリエイト・エリート」契約を締結。これにより、リコージャパンは、EMCの各種ストレージの技術や知識をより早く入手でき、ストレージソリューションをよりスムーズかつ確実に提供できるようになる。

リコージャパンは今回の提携により、中堅中小企業および大企業の部門・拠点向けに仮想化環境やDR(災害復旧)対策のためのソリューション提供を強化。EMCジャパンが提供するユニファイドストレージのエントリーモデル「EMC VNXeシリーズ」を中核としたサーバ・ストレージに関する専門知識を持つシステム専任営業約200名を全国に配置する。

「VNXeシリーズ(VNX3100)」

また、サーバ・ストレージ環境の構築から保守までをワンストップで提供し、保守はリコーテクノシステムズが、仮想化環境などの高度なシステム構築はリコーITソリューションズがそれぞれ担当する。まず首都圏を中心とした大都市圏を対象にサービスの提供を開始し、順次対象地域を拡大するという。