NECは11月12日、NECフィールディングと、九州地域におけるサービス事業の強化を目的として、「NEC九州データセンター」(NEC九州DC)を開設すると発表した。同DCは、2013年3月からサービス提供を開始する。
NEC九州DCは、災害リスクの低い立地に開設され、サーバルームは2次元床免震構造となっている。
停電時には無給油で72時間給電可能な自家発電設備を有するとともに、スポットネットワーク受電方式の採用や無停電電源装置等、冗長化された電源設備を設置し、セキュリティ面でもICカードや生体認証による厳重な入退出管理を実現する。
また、NECグループのSEとNECフィールディングのCE(Customer Engineer:保守要員)が駐在し、連携することによって総合的なサポートを提供する。
NEC九州DCの所在地は福岡県福岡市で、新建築基準法に準拠した2次元床免震装置による耐震構造となっているほか、電源設備はスポットネットワーク受電、自家発電機、UPS(冗長構成)といった仕様となっている。
空調設備は高効率空冷電算用床吹エアコン(冗長構成)で、セキュリティは24時間有人監視、ICカード、生体認証、監視カメラのほか、付帯設備として会議室、プロジェクト室、駐車場を備える。
