12月3日に「しぇあたく三番町」がオープン

託児所の運営などを行うHybridMom(ハイブリッドマム)は、東京都千代田区に、シェアオフィスと託児(プリスクール)施設を融合させた日本初のシェアオフィス「しぇあたく」を12月3日にオープンする。

オフィス内に託児所を構えるモデルは日本で初めて

「しぇあたく」は、育児をしながら起業など、自己実現に向けて活動する父親・母親のためのコラボレーションスペース。これまで、託児所を併設した企業や、近辺に託児所のあるシェアオフィスは存在していたが、オフィス内に託児所を構えるモデルは日本で初の試みとなるという。

このほどオープンする「東京しぇあたく三番町」には、プリスクールを併設する予定。世界最高水準の教育プログラムである「国際バカロレア(IB)」認定の日本人向けインターナショナルスクールが監修した学習カリキュラムを提供する。

さらに「親子の絆」を深めるスペース作りにもこだわった。希望者は、授乳スペースで子どもに授乳したり、一緒に食事をすることも可能。

託児スペース

こどもたちの様子が見られる小窓

託児スペースは専任スタッフが常駐

シェアオフィスを利用する会員専用の託児スペースでは、専任スタッフが常駐。都内(23区内)親子無料送迎や病児保育、オーガニックランチ等のサービスが提供される。対応は朝の8時から夜の22時まで行うとのこと。

シェアオフィスブースの各ブースにはインターネット、IP電話システム等が完備。オフィスブースからは、託児スペースが一望できるので、子どもの状況を把握しやすい。また託児スペースには複数のカメラを設置し、その映像はシェアオフィス内の自身のパソコンからいつでも確認できる。

「東京しぇあたく三番町」施設内覧は11月下旬から開始。また1日無料で試せるイベントも予定している。同様の施設を2013年度中に10カ所展開する予定とのこと。

同社によると、ビジネスモデル「しぇあたく」はシェアオフィス以外にも、カフェ、ホテル、テナントビル、レストランなど幅広い業種やサービスに応用が可能とのこと。周辺ビジネスモデルを特許出願済み(特願2012-165669)。