OKIは11月8日、社内システムや社内資料をスマートデバイスから利用でき、個人所有のスマートデバイスの利用(BYOD)も可能にするクラウドサービス「EXaaS Mobile Desk(エクサースモバイルデスク)」において、従来のAndroid端末に加えiPhone、iPadも対応機種に追加し、機能強化した上で、サービス提供を開始したと発表した。

「EXaaS Mobile Deskサービス」の提供機能

新たな機能は、スマートデバイスから社内システムへのリモートアクセスに求められる機能を提供する「マイオフィスゲートウェイ」で、イントラネットや社内のWebアプリケーションをスマートデバイスに適した画面に自動変換して操作性を高めるとともに、Webアプリケーション以外のWindowsアプリケーションなど社内独自のシステムの利用も可能にする。

スマートデバイスから利用するアプリケーションは、全て「マイオフィスゲートウェイ」の仮想デスクトップ上で動作し、画面だけがスマートデバイスに転送されるため、端末にはデータが残らず安全で、社内で利用している既存システムの改修が必要ないため、容易に導入できる。

また、社内資料をスマートデバイスから閲覧できる「マイノート」も機能強化。これまでは安全性のため自動的に削除され、オフライン時にデータの閲覧はできなかったが、社外での営業活動などの効率化を図るため、顧客への提示を目的としたカタログやリーフレット、ファイルサイズが大きくなるマニュアル等の資料については、暗号化の上、スマートデバイス内への保存持期間を指定可能にした。

月額料金は、税別で「マイノート」が500円/台で10台から。「マイオフィスゲートウェイ」は、3,750円/台、収容端末数80台(同時接続数20台)から。契約期間は1年からで、初期費用2,000円/台が別途必要。