テクノスジャパンは11月7日、早稲田大学理工学術院の片山博教授と「ERPシステム稼働評価と改善に関する共同研究」を開始したことを発表した。

この研究は、ERPシステムの稼働状況を分析し、より効果的な利用方法を提案するための方法論を確立してデータベース化することが目的とされている。

ERPシステムを導入している企業、とりわけ工場関係のユーザーに対して、業務上やシステム上の困りごと、問題などのヒアリング、各種データのチェックなどを行い、その上で具体的な改善案を検討して企業に提示する……という手続きを繰り返すことになる。これによって具体的な方法論の確立を目指すという。

仮想的なユーザーやデータを題材とするのではなく、企業の実際の困りごとやデータを題材とするため、より現実的で即効性のある改善策を導き出すことが可能だとしている。

テクノスジャパンは、同研究の成果をもとにERPシステム価値向上に向けた新たなサービスを提供する。