楽天は1日、同社子会社のKoboが電子ブックリーダー「kobo」シリーズの新製品2機種を日本国内向けに販売すると発表した。6インチサイズE-Inkディスプレイを搭載した「kobo glo」は11月15日に発売、価格は7,980円で本日より予約受付を開始する。5インチサイズのE-Inkディスプレイを搭載した「kobo mini」は12月中旬の発売を予定し、価格は6,980円。

なお、koboシリーズのラインナップ拡充に伴い、従来より販売する「kobo Touch」の価格を改定し、6,980円で販売する。

kobo gloとkobo miniは、海外で2012年9月に発表されており、10月より順次発売を開始している。同時に発表された7インチのAndroidタブレット「Kobo Arc」の日本国内での展開については、詳細が決まり次第案内されるという。

■海外での製品発表記事はこちら
Kobo、新電子ブックリーダー3モデル発表 - 新機種にAndroid 4.0搭載も

kobo glo

kobo glo

kobo gloは、6インチサイズE-Inkディスプレイ(758×1,024ドット)とフロントライト機能を搭載し、日光の下や暗い場所でも快適に電子ブックを読めるという。フロントライトは明るさにムラが発生しにくい技術を採用し、明るさ自体も自由に調節可能。

内蔵メモリは約2GB、使用可能領域は約1GBで、テキストベースの本の場合は約1,000点分、コミックスの場合は約20~50点分を保存できる。外部メモリとしてmicroSD(最大2GB)/microSDHC(最大32GB)に対応する。

IEEE 802.11b/g/n対応無線LANを搭載し、kobo glo本体から「kobo イーブックストア」にアクセスしてコンテンツを購入できる。

搭載フォントは欧文フォント、日本語フォント(モリサワ製)。対応フォーマットはEPUBとPDF。ただし、kobo イーブックストアで販売しているPDF書籍以外はサポート対象外。

本体サイズと重量はW114×D157×H10mm/185g。駆動時間の目安として、1回のフル充電で最大約30,000ページ分のページ送りが可能としている。カラーはブラックナイト、ピンクサンセット、ブルームーン、シルバースターの4色を用意する。

kobo mini

kobo miniは5インチサイズのE-Inkディスプレイ(600×800ドット)を搭載。ポケットにも収まる大きさで、外出や出張が多いビジネスマンや若年層、初めて電子ブックリーダーを手にするユーザーに適しているという。

内蔵メモリと使用可能領域は、kobo gloと同じく2GBと1GB。IEEE 802.11b/g/n対応無線LANを搭載する。

本体サイズと重量はW102×D133×H10mm/134g。駆動時間の目安として、1回のフル充電で最大約40,000ページ分のページ送りが可能としている。カラーはブラックとホワイトの2色。