ウィルコムは1日、セイコーインスツル製PHS「ENERUS WX03S」を12月13日より発売すると発表した。1,700mAhの大容量バッテリを搭載。PHSとして「世界初」となるモバイルバッテリ機能を備え、スマートフォンなどへの給電が可能となっている。

ENERUS WX03S

「ENERUS WX03S」は、2.4インチQVGA(320×240ドット)液晶を搭載したストレートタイプのPHS。PHSとして「世界初」のモバイルバッテリ機能を搭載し、USBケーブルで接続することでスマートフォンやUSB対応機器に給電が可能。

スマートフォンの電池残量不足を解消し、2台持ちに最適だという。給電中は、10~90%の間でユーザー自身が設定したバッテリ残量になると自動で給電を止めることもできる。バッテリ容量は1,700mAhと大容量で、連続通話時間は約14時間。連続待受時間は約45日と長時間駆動を実現する。

また、Bluetooth 2.1+EDRに対応し、スマートフォンや携帯電話と連携することで、スマートフォンへの着信を「ENERUS WX03S」で受けたり、「ENERUS WX03S」からスマートフォンの電話番号経由で電話を発信することもできるほか、スマートフォンのミュージックコントローラーとしても利用可能で、スマートフォンをバッグに入れたままでも「ENERUS」からスマートフォンのミュージック再生をコントロールできるという。

このほかの機能/サービス面では、赤外線通信、Eメール、ライトメール、POP3/SMTP対応、リモートロック、リモートロック代行、管理者ロックに対応予定。

本体サイズ/重量は約W50×H124×D13.6mm/約111g。カラーはエメラルド、レッド、ホワイト、ブラックの4色を用意。