ソフトバンクは31日、2012年度第2四半期(4-9月期)決算を発表した。同社の主軸事業である移動体通信事業において、携帯電話契約数が順調に増加したとして、売上高は前年度比3.3%増の1兆5861億900万円。営業利益は前年比7.9%増の4027億6200万円となった。

決算説明会よりソフトバンク社長 孫正義氏

移動体通信事業単体では、4-9月期の売上高は前年比2.7%増の1兆484億4500万円、営業利益は前年比6.5%増の2,663億8,400円。4-9月期の携帯電話の純増契約数は151万2200件と、iPhoneやAndroid搭載端末などスマートフォンに加え、みまもりケータイの販売が好調に推移したことによるものとしている。

ARPUは前年同期から230円減少の4070円。iPadやデータ通信端末など通話機能がない端末やスマートフォンの契約数が増加したことによって、音声ARPUが前年同期から290円減少の1490円、データARPUが前年同期から60円増加の2580円となったという。

ソフトバンクでは、決算説明会を開催中(10月31日16時30分現在)で、説明会はライブ中継でも見ることが可能。説明会の様子は追ってお伝えする。