岐阜県、旧神岡鉄道の廃線を爆走するレールマウンテンバイクに挑戦!

「レールマウンテンバイク」に向けて出発!

岐阜県飛騨市神岡町。ここにかつて存在した神岡鉄道神岡線の廃線跡を全面利用したトロッコ的な乗り物があると知り、体育会系女子2人で早速足を運んだ。

「インディージョーンズ」なみのスリルが味わえる?

お目当ての乗り物は、その名も「レールマウンテンバイク」。オリジナルのガイドローラー付きメタルフレームに、2台のマウンテンバイクをがっちり固定。後輪タイヤが直接レールの上に接地されており、2人でペダルをこいで進むというものだ。走行距離は往復約5.8km、1日5便~8便で所要時間約1時間だ。

うわさでは、「インディージョーンズ」なみの体験ができるらしい。相当に胸を躍らせながら、マイカー出動で神岡町まで向かった。が、向かったはいいが、この場所へ到着するまでが、まずかなり大変である。相当な山道でカーブが続くので、女子よ、乗り物酔いに要注意である。

約3時間のグネグネ道ドライブを経てようやく到着。駅舎前に、どかんと大きな案内の看板が立っている。筆者たちが着いたのは集合時間ギリギリだったらしい。リュックサックを背負った女2人、ダッシュで駅舎内の受付へと走り、12時集合の第4便になんとか間に合った。

全国から鉄道ファンがつめかけるほどの大人気。ドライブがてらふらっと気軽に立ち寄り、そのまま体験できるようなアトラクションではないようだ。待ち合わせ時間に遅れたら次の便に……というわけにもいかない。ぜひ事前のアポ取りをしっかりと、当日も早めに到着するようにしよう。

「それでは皆さん、説明をしますので奥の部屋までどうぞー」。レールマウンテンバイクを運営するスタッフの合図で参加者一同、ぞろぞろと駅舎内の部屋へ移動する。「距離は往復約5.8km。往路は下り勾配でスムーズですが、復路は上り勾配。帰りの方が少ししんどいですよ」とのスタッフさんのコメント。

さあ、いよいよマウンテンバイクに搭乗である。驚くことに、全員ヘルメット着用必須。ヘルメットをかぶって、荷物をロッカーに預けて身軽になったらホームへ向かう。駅としての雰囲気はそのまま。とってもレトロなムードに気分も盛り上がる。

まるで「スタンドバイミー」みたいな景色

真っ暗なトンネルの中も疾走、爽快さがハンパない!

いよいよ搭乗。事前説明で案内された順に、一組ずつ出発していく。私たちのグループは2番手。ガタガタガタガタ……と豪快なスタート音ではじまった。音が身体に響き、お尻にしっかりと振動が伝わる。体感するのは、「まさに線路を走っている」というリアルな感覚。

普通のマウンテンバイク運転とは異なる体験に、一瞬戸惑ってしまう。素晴らしいのは、前方に広がるダイナミック線路と周囲の景色だ。電車に乗らないと見られないような光景が、360度に広がっている。風を受けて走るこの開放感、ハンパない!

加速中の1ショット。速そうでしょ?

謎の奇声をあげながら走る女2人、しばらく進むと黒々としたトンネルが前方に見えてきた。ためらわず突進。トンネル内はひんやり……どころか、超寒いのだ! スリムな相方Yちゃんは小刻みに震えている。さらに、このトンネル内。ライトが一切ない。おそろしいやらドキドキするやら、何も見えないまま疾走を続ける。

しかしご心配なく。筆者たちは闇のなかの疾走を楽しんだが、手動で自転車のライトを点灯させることもできるのだ。びゅんびゅんと駅を2つ通過、ゴンゴンとトンネルも2つ通過して、なおも加速をつづける女2人。彼氏との先週末の大げんかも、せまいオフィスでの仕事のストレスも一気にふっとぶ爽快さであった。

ちょっぴり体力に自信が無い人には、電動サポート(ハイブリッド)自転車があるので安心だ。事前予約の上、ぜひカップルで、ご家族で、体験してみてほしい。

●information
レールマウンテンバイク
岐阜県飛騨市神岡町東雲(あずも)

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